活動報告

【令和4年度 就労支援研修会を開催】

 令和4年11月22日、広島県立総合体育館にて、広島県保護司会連合会、広島県協力雇用主会連絡協議会、広島保護観察所、当機構の共催で、『就労支援の現状と課題』をテーマに行われました。

 今年度は、県下23地区の保護司会会長・事務局長・協力組織部会部長、協力雇用主会の設立されている13地区の会長・事務局長、当機構の就労支援員と、広島保護観察所、広島地方検察庁刑事政策総合支援室、広島県県民活動課の総勢71名にご参加いただきました。パネルディスカッション形式での研修会は、活発な意見や質疑応答が発せられ、厳しい現状を共有できたと感じます。

 ご多忙の中にも関わらずご参列いただきました皆様、ありがとうございました。

【令和3年度 就労支援研修会を開催】

 令和3年11月2日、広島県立総合体育館にて、広島保護観察所、広島県保護司会連合会、広島県協力雇用主会連絡協議会、広島県就労支援事業者機構の共催で、『広島県就労支援の現状と課題』をテーマに、「令和3年度就労支援研修会」が行われました。 

 今年度の参加者は、広島県下23地区の保護司会の会長・事務局長・協力組織部会部長、そして協力雇用主会の設立されている13地区の会長と事務局長、機構の就労支援員、広島保護観察所の職員、広島地方検察庁刑事政策総合支援室の職員、さらに、実際に対象者を雇用している協力雇用主、あわせて総勢75名となりました。

 現在、コロナ禍で社会情勢が大変不安定になっており、更生保護活動への影響も小さくありません。このような時こそ必要とされるのが、再出発を希望し支援を必要としている人達への支えとなることです。更生保護活動はその最たるものなのではないでしょうか。

 地道に活動している各団体の取り組みを皆で共有し、活動を止めないこと、そして更に広げていくことを、まさに再認識できた研修会になりました。御多忙の中にも関わらず御参列いただきました皆様、誠にありがとうございました。

【令和2年度 就労支援研修会を開催】

 令和2年11月30日に、広島県立総合体育館にて、広島保護観察所、広島県保護司会連合会、広島県協力雇用主会連絡協議会との共催で、「広島県の保護観察の実状及び無職者に対する就労支援」をテーマに、令和2年度就労支援研修会を行いました。

 コロナ禍で様々な会合が、中止もしくは延期を余儀なくされる中、感染防止対策を十分に施しながらの開催となりました。

 参加者は、広島県下23地区の保護司会の会長・事務局長・協力組織部会部長、協力雇用主会の設立されている13地区の協力雇用主会会長、当機構の就労支援員、広島保護観察所の職員、総勢79名となり、各地区会の熱心さが明示された規模の大きな会でした。

 各々の団体が、就労支援にテーマをしぼり話し合うことで、更生保護に於ける就労支援に関する役割、今後の目標、そして、更なる連携を深めることの重要性を改めて確認し合えた、有意義な研修会となりました。

 御多忙の中にも関わらず御出席いただきました皆様、誠にありがとうございました。

【当機構の記事が掲載されました】

 当機構の上部組織である全国就労支援事業者機構(以下、全国機構)の「ニューズレター」(情報紙)に当機構の活動記事を掲載いただきました。

 全国機構ではこの情報紙を通じて、全国機構や都道府県機構の取組み情報や国、自治体等の動向などを紹介し、企業をはじめ、更生保護関係者、関係機関など広範な方々に就労支援についての周知啓発を行っています。

【令和元年度 理事会・総会を開催】

 令和元年5月20日、広島県立総合体育館において「令和元年度 理事会・総会」を開催しました。

 理事会については総数11人中11名(書面表決 2名含む)の出席と、総会については総数302会員中197会員(書面表決 73会員含む)の出席がありました。

 会議には、来賓として広島県環境県民局 小川県民生活部長、広島弁護士会 今井会長、広島保護観察所 瀧澤所長にご臨席いただき、ご挨拶をいただきました。

 また以下の議案について、いずれも可決されましたをご報告いたします。

 ●第一号議案 平成30年度事業報告について
 ●第二号議案 平成30年度決算について
 ●第三号議案 令和元年度事業計画について
 ●第四号議案 令和元年度予算について
 ●第五号議案 定款の一部変更について
 ●第六号議案 役員(理事)の退任者及び新任・再任者について

 ご多忙の折、ご出席いただきました皆様、誠にありがとうございました。

【法務大臣感謝状伝達式】

   平成31年3月8日、広島保護観察所において「協力雇用主に対する法務大臣感謝状伝達式」が執り行われました。

   法務大臣感謝状は、犯罪をした者等の就労支援に尽力してきた協力雇用主で、その功績が顕著で他の模範となる方に対して感謝の意を表して法務大臣から贈呈されるものです。

   平成30年度は広島県から2名の方が受彰され、平成31年2月13日、法務省において贈呈式が執り行われましたが、お二方とも業務多忙により贈呈式を御欠席されたため、改めて、広島保護観察所長より法務大臣感謝状が伝達されました。

有限会社 S・E・E・D総合技建
塚本 直樹 様

株式会社 山工
山沖 博和 様

【協力雇用主研修会を開催】

   平成30年11月20日、東区民文化センターにおいて「平成30年度   協力雇用主研修会」を開催しました。

   県内の保護区   全23地区の保護司会長および協力組織部長と協力雇用主会の設立されている13地区の協力雇用主会長および事務局、それに機構の就労支援員が加わり総勢73名での研修会となりました。

   前半は地区協力雇用主会および機構の成り立ちや現在の会員状況などの勉強会で参加者の理解を深め、後半は協力雇用主会の在り方について協議を行い、各地区の協力雇用主会長や保護司会長から活発な意見が出されました。

   各地区での保護司会と協力雇用主会との連携や問題点などがよくわかり、協力雇用主会が設立されていない地区においても今後の組織化のきっかけになったのではないかと思います。

   問題や課題も多くありますが、刑務所出所者等の再犯防止のためには就労支援や雇用の確保がとても重要であることが共通の認識であり、今後もこのような研修会を通じて、保護司会・協力雇用主会・機構がお互いの活動を深く理解し、良好な関係を築いていきたいと思います。

【就労支援員研修を開催】

島根あさひ社会復帰促進センターにて

 平成30年6月11日と12日で、就労支援に対する知識と理解を深めるため、就労支援員研修を開催しました。

   就労支援員11名・事務局4名が参加し、島根あさひ社会復帰促進センターと松江刑務所を訪問。
   両施設とも施設見学と職員とのディスカッションを行いました。

   この研修により就労支援の大切さを改めて感じることができましたので、今後の活動に生かしてまいりたいと思います。

【広島弁護士会と協定を締結】

 平成30年5月24日、広島弁護士会と就労支援の協定を締結しました。

 この協定により、広島弁護士会に所属する弁護士が関わる少年たちの就労をサポートいたします。またこの協定は、更生を促すことを目的としています。

 これまでは、保護観察に処せられた者や少年院から出院した無職の少年の就労支援を行ってまいりました。これからは、裁判や少年審判で犯罪が確定する前の段階で就労に対するサポートができ、社会内での立ち直りに大いに貢献できると考えております。

   また、翌日の中国新聞にその様子が掲載されました。

【湯﨑英彦知事に受賞報告】

 平成28年4月15日、山下会長・間所常務理事・吉川事務局長が広島県庁を訪問し、湯崎英彦知事へ「子供と家族・若者応援団表彰」の受賞を報告しました。

   また、翌日の中国新聞にその様子が掲載されました。

【平成27年度「子供と家族・若者応援団表彰」受賞】

 内閣府が主催する、平成27年度「子供と家族・若者応援団表彰」において<内閣府特命担当大臣表彰>を受賞しました。

 当機構の活動を支えて下さった皆さまに心より御礼を申し上げます。

 この度の受賞を励みに、今後も非行少年の立ち直りを全力で支援して参りますので、引き続きご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

【当機構の活動が中国新聞に掲載されました】

【当機構の活動が中国新聞に掲載されました】

【フラワーアレジメント講習会】

少女たちが生けた作品

 平成27年2月4日、貴船原少女苑において、協力雇用主である生花店様の協力を頂いて、フラワーアレジメント講習会を開催しました。

   当日は、受講者19名90分の予定で実施。事前に花を生けるオアシス、生花5~6種類約20本とハサミを準備。初めに主任講師から基本的な花の切り方や生け方の説明があり、その後アシスタント講師と一緒に各自が作業を進めていきました。

   最初は戸惑いを感じながらの作業でしたが、時間の経過とともに個性溢れる作品へと変貌していき、なかには完成間近で始めから生け直す少女や、講師を呼んで個人レッスンを受ける少女、隣の子にアドバイスを受けたりと、普段と違う雰囲気の中で心落ち着く時間となりました。

   また、花生けは60分程度で終わりましたが、少女たちからアシスタント講師への花に関する質問が途切れることなく30分も続き、進行役の職員が何とか打ち切るほどで、予定していた90分をとても有意義に楽しく過ごすことができました。

   花との時間が、少女たちの心のケア―に少しでも役立たせることができたことを願いながら講習会を終了しました。

 ★フラワーアレジメント講習会を受講した少女たちの感想文を紹介します★

   ・どの花もきれいで、どれも生き生きと育っている花を見ると、私も一生懸命生きていかないといけ
  ないと思いました。将来どんな仕事に就くか分からないけれど、働いていて良かったと思えるよう
  な仕事に就きたいです。

   ・お花屋さんの仕事について具体的に聞くことができて、とても良い時間でした。自分の作品ができ
  て、今までに感じたことのない気持ちでいっぱいでした。お花を育てることの楽しさ、種類などを
  知ることができ、社会に戻った時にお世話になった人や家族にプレゼントしたいと思いました。

【就労支援ライブの開催】

  平成26年12月16日、広島少年院と貴船原少女苑において「にしかず」氏による   『栄光と挫折そして夢』をテーマに「就労支援ライブ」を開催しました。

 にしかず氏は、広島・島根を中心に活動されているフォークシンガーです。更生保護や老人福祉に関心が深く、矯正施設や福祉施設でのミニライブや講演をされています。

 当日は、朝早くから広島少年院、午後から貴船原少女苑で、それぞれ90分間ライブ講演されました。

 にしかず氏自身の紆余曲折した就労人生を辿りながら、こどもたちに「夢を持つこと」「挫折から立ち直ること」「チャンスは何度でもあること」「チャレンジすることの大切さ」など、体験談ならではの言葉と心に響く音楽で語り掛けました。

 こどもたちにとって有意義な時間だったのでしょう。少年たちの中には大きく手を挙げて、にしかず氏と言葉のキャッチボールを楽しむ子もいました。一曲歌い終えるごとに拍手が鳴りやまず、最後にはアンコールの声もあがった程です。

 この日がこどもたちにとって忘れられない日となり、出院後、就労を得て社会の一員として立ち直ってくれることを願っています。

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